皆さんは奄美といえば何のメッカと想像しますか?色々想像すると思いますがここでは代表的な物を紹介します。
まず1つめの奄美大島名物といえば大島紬です。現在は、日本を代表する着物に発展しているが、この紬の起源は古く奈良町(710〜793)の文献に登場しており、日本の古代染色に於ける貴重な文化財になっていて文献の上で最初に見い出されたのは1720年(享保5年)のことで、薩摩藩が代官、島役人以外の紬着用は禁止されていたが、この頃から盛んに織られていた事がわかる。 また、商品として全国に知られるようになったのは明治以降である。
そして現在は、着物の生地ではこれ以上の物はないくらい発展してきている。
どうしてこんなに高価なものになったのかその理由は、製造方法にあるのです。
大島紬の製造工程には設計図ともいえる図案づくりを除けば
締め染め織りの3段階に分かれている。
締めというのは細かな図案を出すために行なう防染の作業のことである。
まず、防染用の木綿糸縦糸にし、絹糸を横糸にして方眼紙に書き込まれた図案にしたがって締機で織り締めムシロを作っていく。締めムシロは1枚10cm程度の長さだが、1枚の反物に300枚も必要なのである。1反分全部を一度に行うと、模様にズレが出てきてしまうからである。
次は
染めである。これにはテーチ木(シャリンバイ)染めと、泥染めの2つの工程がある。シャリンバイとは春に梅に似た花を付ける低木で、その幹と根を小さく割り、それを14〜15時間も煮詰めた汁で糸を染めていく。染めてはまた新しい煮汁で染めるというふうに20回ほども作業を繰り返すうちに、テーチ木のタンニン酸によって、締めムシロが次第に赤褐色に変わっていく方法にもう1つの染め方は泥染めである。泥染めは赤褐色に染まった糸を渋く黒っぽい大島紬独特の色調に変えるもので、泥に含まれる鉄分の関係で、奄美大島にある泥田の鉄分が化合して、科学染料では出せない色があるのである。 しかし、染めはこれで終わりではない。テーチ木染め20回、泥染め1回を1セットとしてこれをなんと4〜5回繰り返してやっと染め上がりになるのである。 染めの段階だけで1ヶ月から1ヶ月半もかかってしまうのである。そして染め上がった物を締めムシロの木綿糸をほどいて絹糸に図案通りの色をさし、ようやく最終段階の織りになる。
再び糸が機にかけられ、少し織っては糸を1本1本針で柄合わせするという細かな作業が続くのである。
紬の中でも高級品になると1000万点もの点を合わせて、大島紬が完成するのである。織機の上に次第に図柄が浮かび上がってくる時は、魔法を見ているような気さえする。 図案ができて製品になるまでは平均して1年かかってしまうという。 普通の人から見ても気が遠くなる話である。
こんな手間がかかっているからこそ質のいい紬が出来るし高価でもうなずけるのではないだろうか。
女性の方で着物の好きな人には絶対のお勧めである。もし良かったら1着どうですか?


お問い合わせ先/本場奄美大島紬(協)0997-52-3411/本場奄美大島紬販売(協)0997-53-5411

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