奥州にいた僧(ワキ)が津の国天王寺にやって来たところ、突然雪が降りだし、道がわからなくなっていまいました。 すると、突然、女(シテ)が現れ迷う心を救って欲しいと頼みます。 僧はきっとこれは雪の精だと悟り、仏法の力を信じて成仏するように祈ります。 やがて、朝になり、雪の精は成仏して消えて行きます。
シテは舞台中央の作り物の幕がはずされて現れますが、真っ白な衣装で、 舞台の印象ががらっと変わったのが印象的でした。 また、シテの謡だしは囃子がない状態で始まり、雪がしんしんと降っている感じがよく出ていたと思います。

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