太刀奪

太郎冠者と主が北野詣に出かけると、立派な太刀を持った男をみつけ、 主はあのような太刀が欲しいと言います。 太郎冠者は、それなら奪って見せましょうと、主の刀をつけて太刀に手をかけますが、 太刀の持ち主に気づかれてしまい、主の刀を奪われ、太刀で切りつけられそうになるなど、 さんざんな目に会います。

太郎冠者が主に事の次第を報告し、男が帰ってくるのを待ち伏せて丸裸にしてやろうと相談し、男が帰ってくるのを待ちます。 男が現れると、主が男を後ろから羽交い絞めにし、太郎冠者が男を殴ろうとしてもうまくかわされてしまいます。 太郎冠者は、途中までなわれた縄を見つけ、主が羽交い絞めにしている間に最後まで縄を作ろうとしますが、 羽交い絞めにされた男に転がされてなかなか最後までなうことができません。

やっと最後までなうことができ、縄で男を捕まえようとしますが、これもうまくかわされて捕まえることができず、 後ろから縄をかけると、主だけが縄にかかってしまい、男に逃げられてしまいます。


太郎冠者が太刀を奪えなかった言い訳がなかなかおもしろかったです。 また、主が男を羽交い絞めにしてじたばたされている間に、 太郎冠者が座って縄をなう様子も大変おもしろかったです。

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