泰山府君

舞台上には大きな花(多分、桜でしょう)が置かれます。 桜町中納言(ワキ)が登場し、花の盛りの期間が短いことを嘆き、盛りの期間を延ばすべく泰山府君の祭りを行います。 そこへ、天女(前シテ)が現れ、見事な花盛りに感動し、ぜひとも一枝折って帰りたい気持ちになりますが、中納言がいるので、なかなか折ることができません。 そのうち、月が隠れてくれ、天女は花の枝を折って帰ります。

枝を折るときの音に気が付いたアイが登場し、中納言に、誰かが花を折ったことを伝えます。

後場に入ると、泰山府君(後シテ)が登場し、枝を折ったのは天女であろうと告げると、天女(ツレ)が登場し、舞を舞い、元の木に枝を返します。泰山府君は、花の命を37日に延ばします。


前シテの天女が、花の枝を折りたいと思いながらも、さりとて、人が居るので折ろうにも折ることができず、悩んでいる様子がよく表れていたと思います。 後場は、天女が舞いを優雅に見せておしまいかなと思っていたのですが、天女が枝を返してからの後シテ動きが動きが大胆になり、大変盛り上がりました。

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