六地蔵

田舎者が辻堂を作り、そこに安置する六体の地蔵を作ってもらうため都に出てきました。 仏師はいないかと声を出していると、 詐欺師がからかってやろうと自分が仏師であると名乗り出て、 次の日に地蔵ができることにして、因幡堂で待ち合わせることにします。

詐欺師は手下を2人連れてやってきて、 自分と手下で地蔵に扮して三体ずつ田舎者に地蔵を見せます。 田舎者は、ちょっと背丈が不揃いだし、印も変だと注文をつけると、 詐欺師は、印を結んで念力で直してみせたと言い、 田舎者に地蔵をみせますが、田舎者の気に入ったものにはなりません。 何度か、直させているうちに、詐欺師らが地蔵に化けていることがわかってしまいます。


詐欺師が堂々とした態度で田舎者に接する態度が妙に印象に残っています。

印をどう結ぼうか迷っている間に田舎者が来てしまい、中途半端な印になってしまったのも面白かったです。


田舎者が微笑みながらしゃべっていたので、 見ている方もそれだけで楽しい気分になってきました。

田舎者が、「ほとけほとけ」や「ぶっしぶっし」というと、 詐欺師たちが「しー」と言ってあわただしく舞台上を右往左往するのが おもしろいところでした。


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