ぬけから
主人から用事を言いつけられた太郎冠者が、いつもは、用事へ行く前には、酒がもらえたのに、今回はもらえていないことに気が付き、主人にそれとなく酒のことを思い出させます。
しかし、飲みすぎてしまい、しこたま酔っ払ってしまい、用事の途中で寝てしまいます。
主人が太郎冠者を心配して追いかけてきて、寝ている太郎冠者を見つけ、こらしめのために鬼の面を太郎冠者の顔にかけます。
目がさめた太郎冠者は、顔を洗おうと清水へやってくると、鬼の顔が水面に映りビックリしてしまいます。
やがて水面の鬼の顔が自分の顔であると知った太郎冠者は、主のところへ言って、鬼の顔になってしまったと嘆き悲しみますが、ふとしたきっかけで、鬼の面が取れてしまうという狂言です。
水面に鬼の顔が映ってビックリしてしまうところが、一番のみどころでしょうか。
しかし、この狂言のオチは少々わかりにくかったように思います。
私の周囲に座っていた人も、オチについて話していました。
おそらく、鬼の面を見て太郎冠者が全てを悟って格好がつかなくなってしまったのではないかと、個人的に思います。
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