女達が宴を開いているのを見て、家来に誰かと尋ねさせると「さるお方」としかわからないので、きっと高貴な人なのだろうと思い、失礼のないよう馬から降りて通り過ぎようとします。 しかし、女(シテ)は維茂を止め宴に加わるように懇願し、 維茂は女の魅力に惑わされ、酒を飲み、女が舞を舞っている間に眠ってしまいます。
維茂が眠っていると夢の中に八幡宮が遣わした末社の神(間)が現れ、 あの女達は鬼人が化けたものであるといい、剣を渡します。 夢から醒めた維茂が身支度を整えると山から鬼神が現れますが、 維茂はすこしも慌てず鬼神を退治します。