とりあえず、仲裁人が妻の鎌のついた棒を取り上げると、 すかさず太郎がそれを手にいれ、このような辱めには我慢できないと、 鎌で腹を切ると言います。 しかし、妻はそんなことができる人ではないと相手にせずに仲裁人を無理やり連れて帰ります。
太郎は痛くないように鎌を研ぎ、いざ腹を切ろうとすると、怖くなったり、 手がこわばったりして手では切れません。 木に鎌をくくりつけて走って飛びつこうとして走り出しますが、 どうしても直前で怖くなって飛びつけません。
そのうち、今日は見物人がいないからと理由をつけて腹を切るのをやめてしまいます。