悪太郎
悪太郎が酒に酔って叔父の家に行きます。
あまりに酔い方がひどいので酒は今日限りにしようといいますが、最後の一杯、また最後の一杯と杯を重ねますます酔っ払って悪太郎は帰って行きますが、道の途中で寝込んでしまいます。
心配になった叔父がやってきて道に寝ている悪太郎を見つけ、一計を案じて悪太郎を僧の姿にし、おまえはこれからは南無阿弥陀仏という名前だと言いつけて帰って行きます。
眠りからさめた悪太郎は自分が僧の姿になっているのに気づき、そういえば、自分に南無阿弥陀仏という名前を付けられたことをぼんやりと思い出します。
ちょうど、そこへ南無阿弥陀仏と念仏を唱える僧がやってきて、悪太郎は自分の名前が呼ばれているので、念仏が唱えられるたびに返事をしますが、僧は変な人がいると逃げまわりますが、最後には、悪太郎は僧に入門するという狂言です。
僧の唱える念仏がしばらく耳から離れませんでした。
僧が南無阿弥陀仏と唱えるたびに、悪太郎が「ヤァ」といい、まるであいのてを入れているようで、非常におもしろい狂言でした。
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