辞書注文の際は書名と出版社を正確に書店に伝えること。(できれば「並と明記する)例:コンサイスといっても「新コンサイス英和辞典」「デイリーコンサイス英和辞典」「ジュニアコンサイス英和」類似名の和英辞典や英和和英合本、革装、机上版など十種類以上あります。またコンサイス仏和、独和もある。「カレッジライトハウス」と「ライトハウス」は別の辞書です。ポケット・プログレッシブも別の辞書
Type
Aの辞書=研究社の辞書
多分今までよく売れてきた中辞典は研究社の「新英和中辞典」(語彙9万語)でしょう。批判(ex: 欠陥英和辞典の研究)も多いのですが、発音記号の工夫や文法解説などはなかなかのものです。中辞典なのにItalicにイタリック語派という定義が記載されていなかったり、実務的な語彙、、動詞と前置詞の関係の説明に不足も感じます。おそらく研究社には複数の大辞典が存在するので、学術研究には上位辞書で補ってくれということなんでしょうか? でも個人ユーザーとしては完全なものが欲しいですね........
などとブツブツ文句いいながらマックでデジタル版を常s時つかっています。結論として辞書の癖さえわかっていれば使いよい辞書には違いない。たとえば /
by 〜 機械で《★無冠詞》.
という文法説明は親切だと思うし、《‖他‖+‖副‖》〔+that‖節‖〕 という文型表示も日本人学習者には参考になる。名詞の‖C‖‖U‖分類も適切です。発音記号にも工夫がある。
研究社が英語研究の専門社とするなら、旺文社は受験英語の雄といえるでしょう。(旧版)英和中辞典(旺文社)は、旺文社学習英和辞典の伝統の上にあるようです。(小川芳夫、五島忠久のいう名監修者欄にある)実際に読んでみると手堅い仕上がりで、実務用語彙も収録されており、語源表記、および29分類の動詞形が機能的に表示されている。研究社のコピーのようにも見えて、さりげなくオリジナルの不足を補っているところが気に入っている。以上'98年夏執筆 (2000年夏、取り寄せ不能となっています。)
(99年秋に、あらたに旺文社 新英和中辞典
(コンプリヘンシブ英和)が刊行されました。編集者代表がこれまで小学館プログレッシブ英和の編集委員に名を連ねていた
堀内克明
となっています。語彙が10万から13万5千語に増えました。旧版の学習辞典の伝統がどう継承されているか未確認)
TypeB の辞書
小西友七の編集責任による辞書。その名も「プログレッシブ英和中辞典」 (語彙11万5千語)小学館は辞書出版として比較的新しい会社です。
他の辞書の用例説明方針が研究社方式を採用しているのに対し、プログレッシブ英和はかなり革新的なようです。研究社新英和中辞典が三人の外国の高名な学者の校閲を受けているとしているだけに対し、プログレッシブは17人ものさまざまな層の英語国民校閲協力者の学歴、年齢まで記載しているのには好感がもてます。
同じ編集責任者でもって大修館がだされたものが、「ジーニアス英和辞典」(語彙がプログレッシブより少し少ない)、少し落ち着いた仕上がりになっているようです。大修館書店という名前は一般にはしられていませんが、英語に限らない広範囲の言語学系出版社で、言語学専門雑誌や辞典で知られています。
以上が、「推薦できる辞書」ということであげられることの多い四冊です。
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研究社辞書への批判
別冊宝島102『欠陥英和辞典の研究』副島隆彦+Dictionary-Busters(=数人の英語系、日本定住者)1989、JICC出版局 雑誌65988-55
要約:「日本でいちばん売れている研究社『ライトハウス英和辞典』『新英和中辞典』はダメな辞書だ! 」ということを証明しようとした本、現在入手困難。英語例文の間違いを指摘しつつ、日本の英語教育の現状を指摘している。この本(雑誌)は現在入手は難しいが、同じ著者で(副島隆彦)
英文法の謎を解く('95), 続
英文法の謎を解く ('97)、英語で思想を読む
筑摩書房('90)いずれも筑摩書房が入手できる。法律関係の著書もあるらしい。他に別冊宝島からは「道具としての英語シリーズ」が十冊以上でており、ここにも執筆しているはずである。暴露的批判というよりも日本での英語(教育)研究のテーマとなりうるものだと思う。
批判があってほぼ十年が経過しようとしており、その間に研究社辞書の改訂は数度あったので、あまりにひどい間違いはないとは思う。この十年にいくつもの優れた辞書がでたので、老舗の研究社にアラもみえてくるが、このホームページでも書いたように発音や文法説明などには他社が及ばない工夫も見らるのでオススメ辞書にあげた。辞書は複数のものを使用する、という原則であるので、個性のある辞書はリスト化した。(最後は自己責任での選択である)完璧な辞書などありえないのだから、いくつもの辞書を比較しながら学習するのも効果的だと思う。
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