機動警察パトレイバー


技術の進歩と社会の変化、どっちが早いか?

 本筋とは、まるっきり関係がないのだが、この作品の中には「女性の上司」が
多い。
 特車二課第一小隊の南雲隊長、第二小隊のまとめ役・一人だけ階級が上の熊耳
武緒。「廃棄物13号(第9話)」で登場した、東都生物工学研究所の西脇主
任。「OUT OF STNDARD(第5話)」で登場した、グリフォンに遊ばれた陸上自衛
隊(おそらくは小隊長)の不破二尉。「グリフォン(第17話)」で登場した、
シャフトエンタープライズジャパンの査察部長の御子神。
 また、「レイバーの憂鬱(第13話)」においては、外国人技術者・労働者が
増えた建設業界を描いている。
 女性と外国人の社会進出……後者が今だ軋轢を残しているというネタであった
のに対し、前者がごく当り前に描かれているのが面白い。
 最初は、単純な色気不足解消のための一手段かと思ったが、この頃どうも違う
ように思えてきた。
「嵐の到来(第14話)」においてちょっと出てくる不破二尉の家庭事情(ダン
ナ持ちで子持ち)から考えるに、結婚してもある程度の出世は望め、出産しても
産後の職場復帰に問題がない事が推察される。

 私達の世界(リアル)において、レイバーのような機械がシャベルカー並みに
活用される頃には、本当にこんなふうになってるのかしら?


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