三浦健太郎


ベルセルク

 時代は中世。
 酒場でナイフ投げのマトにされていたエルフ・パックは、隻眼隻腕で黒ずくめ
の剣士・ガッツに助けられる。
 身の丈を超す巨大な剣とゴツイ義手、首筋に魔物に反応する烙印を持ち、人な
らぬ者どもとの熾烈な戦いに自ら身を投じ、満身創痍になりながら五人のゴッド
ハンドを探し求める男。
 ガッツは何故戦うのか? ゴッドハンドとは一体何者なのか?

 多くの謎をはらんだ物語は、やがてガッツの過去を語り始める……

 異形の者、異世界をリアルに描き出し、迫力のあるアクションを支える画力・
構成力も凄いが、秀逸なのがキャラクターの心理描写。
 ある意味ありがちな魔物との対決の話が、この心理描写によって骨太な物語と
なっている。
 ことに、12巻の守護天使降臨のシーンの描き方と、それに至るまでのグリ
フィスの心理描写が最高。

 ちょっとグロ&スプラッタ入ってますので、苦手な方はご注意を。


 ベルセルク 既刊14巻
  白泉社 JETS COMICS


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